一日の始まりに
夢中で沢山の言葉を拾い集めました
それを積み上げて
それを組み立てて
なんとか形にしてみたの
キラキラ光るあの木漏れ日に憧れて
葉や水面や地面にぶつかって
跳ねて遊ぶあの日の輝きに憧れて
碧く遠く佇むあの山々の
雄々しさに抱かれて
その向こうに広がる澄み切った
自由な空に心惹かれて
洛陽のその暖かいオレンジに
名残り惜しさを少し引きずって
夜の星空のあまたの
微かに揺れる瞬きに心洗われて
なんとか、なんとか形にしてみたの
一日の終わりには
君にそれを届けたいなって思ったの
でも不思議だな
出てくる言葉は、ただ
「君が好き」