2017-09-29 ツバメ 詩 ポエム りゅうせんけい 私は私を愛せるかな静かな雨を窓越しに見ながら今日も思う そっと目を移した先の止まり木にツバメが三羽、四羽 沙霧のような雨に羽を休めて時折、たわむれ合ってる いつかは冬を越え心地の良い環境を目指すのだろう 季節を渡る雨が夏をつれてきてそしてまた生命の輝きをもたらした きっと茂緑のあの匂いと君の匂いにつられて私はまた恋をする 上げた髪の額を伝う汗で体温よりも暑い日差しを感じながら 多分私は渡り鳥この人生の止まり木はあなたでしょうか