好きなこと

いつしかこの惑星は
今来た流星軌道を大きく逸れ
新たな航路を目指した

孤独を感じるような
ひどく広い未知の空間が
それでも続いていく

あぁ、なんて広いんだろう

そうだ、星と星をつないで
見慣れない音階を探そう

近づく輝きが
目の前を浮かび上がらせ
次第に明るい白に飲み込まれていく

夢などではない
私が目覚めたのは幻じゃない

どうやらなすべき事は
いつもそこにあった

吐息を昇華させ
真新しい一日に歓びを

僕ら瞬間に生きて
自覚すらしないで