君がうまく笑えない日には
君を笑わせてあげられる
自信などはないけど
それでも君が楽しくなるように
笑っていようと思う
そんなことを思っている
夜のとばりに何かが凝り固まる
呼吸は必然的に
ゆっくり大きくなる
僕ら身を寄せ合って
お互いの体温にホッとするんだ
そして次第に泡のようになって
朝の希望に満ちて
浸透するような透明な光に
細胞に体温が満ちるように
また活動を始める
こんなにも一日の始まりは
優しいのかなと思って
入れたての紅茶にほっと一息ついた
あ〜あ…
言葉にならないものがふとこぼれ出す