形ないもの

意味のない物に
意味をつけたのはヒトだろう
自身が意識してないものに
無意識と名を付けたのはヒトだろう

感動を呼び起こす表現に
芸術と名を付けたのはヒトだろう

そうやって、掴みにくいものを
何とか形にすることで
多くの人に伝えられることに
歓びを覚えたのだろう

でも、まだ形にならない感動が
たくさん溢れている

そんな感動の一つを
君に届けたいと思うんだ

それだけで十分
それが世界のすべて
そんな気がしてしまうほど君が好き

君の姿が、君の笑顔が、君の全てが
僕にとっては神秘的に輝いて見える

君があまりにも美しくて
ただただ泣きそうになる

君の神秘に触れたいんだ